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(個)小塩山
Sentlong
2020/04/02(木)
​参加人数
4
カタクリの成長過程

JR高槻北②バス乗場 (9:34)=中畑回転場「400」(10:24着、10:25出発) →1.2K取付き「420」(10:40)(5分) →0.9K尾根合流「620」(11:23)→0.3K小塩山642m (11:35)→0.7Kカタクリ「Nの谷」(11:50-12:20) →(昼食25分) →0.2K炭ノ谷(12:55-13:10) →(5分) →2.5K花の寺「勝持寺」(14:30-15:00)→0.3 K大原野神社(15:05-15:10)→0.7K南春日町バス「100」(15:20到着、15:38発)=阪急向日町(16:07)
  歩行距離 7.0K 標高差 242m+α-542m 所要時間 4:55(歩行3:25)

 バスはWeek Dayにしては珍しく始発から満席近くであったが、終点「中畑回転場バス停」では我々4名だけであった。中畑回転場を出発し小塩山への取付きに着く。ここからの道は関電の点検路である。道は階段が主体で尾根道まで距離して0.9K標高差200mの道乗りである。所々2018年の台風21号による倒木が残っているが、ちゃんと踏み跡があり、すんなりと尾根道に合流する。小塩山に向かって東に向かう。暫く歩き、淳和天皇陵の後方に着く。ここが小塩山の頂上642mである。
 さあ、カタクリ観賞だ。今日午前中はあいにくの天気で、このところ温かい天気が続いておらずカタクリの開花は悪いと判断し、御陵の谷はパスして「Nの谷」へ向かう。ボランテアのいる受付に着く。我々意外に鑑賞客はほとんどいないようである。親切にもボランテアの一人が案内してくれることになる。案内に従って「Nの谷」を歩く。ミヤマアオイ、カタクリの1年生、白いカタクリの葉っぱの説明、花の咲くまでの葉っぱの出方、スミレ、エンレイソウ、ミヤマカタバミ等の説明を受ける。カタクリの開花は全体的に少なく、生憎曇っていて太陽が出ていない。従って花弁が完全に開いていない。時期的にも少し早い所為もあった。それでも早い時期でのカタクリを見るのも価値がある。茶色の葉っぱが真直ぐに立ち上がり、横に広げて緑色の葉っぱになり、花のつぼみが立ち上がり、太陽の光で花弁が開く過程が良く理解できた(写真参照)。「Nの谷」での観賞後、「炭の谷」の手前で昼食を済ませ、炭の谷に入る。最初に目にしたのがミヤコアオイ、この葉っぱはギフチョウの幼虫が好み、食べて成長するのである。カタクリの生える所には大抵あるのだ。谷の上部はカタクリが主体で、下に下るほどミヤマカタバミが多く見られた。ここはNの谷より開花の数は多かった。
 カタクリ観賞を終え、花の寺「勝持寺」に向かう。「勝持寺」は、出家した西行法師が1株の桜を植え、吟愛したことから「花の寺」と呼ぶようになったそうだ。桜は今が満開のようだ。鐘楼堂の横に半分枝垂れで西行桜がある。次に大原野神社の千眼桜を見に行く。8,9分咲きではあったが立派な見ごたえのある桜である。最後に正法寺の桜を見てバス停「南春日」に到着した。

小塩山アラカルト

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