今回、電車を乗り間違えて、３４分の遅刻をしてしまう大失態。天気同様、情けない自分にどんよりした気分でスタート。            

駅から登山口までのアスファルト道は意外と応える。滋賀県一の落差がある楊梅の滝を見るために滝見台への山道にはいる。比良山地の中では地味なルートなので、 出会ったグループは３組。静かな山歩きを好む方には良い山だと思うが、全体に眺望がないし、踏み跡不明瞭なところもあり、手入れされていないので、倒木を跨いだり、足元が見えない位のシダが生い茂っている。   特に難儀したのは、寒風峠迄の湿原。色褪せ劣化したテープはあるものの、二度程の渡渉は慎重に進まなければドボンだろうなあ。水が溜まったドロドロ箇所もある。唯一、見晴らしを期待出来るオウム岩があるが、今回は残念。感嘆するほどハッキリとは見えない。 途中でササユリやシライトソウ等の花に癒やされながらも距離が長いので下山を急いだ。ほぼ予定通り全員無事で下山出来てよかった。 今回、失敗も許容してくださり楽しく一緒に歩いてくださった皆さんに感謝です。ありがとうございました。